【なごやラボだより】事業の在り方を考える
- hombori

- 11月1日
- 読了時間: 3分
資源プラ協会なごやラボの本堀です。秋ですね。今年は夏がとても厳しかったので、ホッとしています。
さて、資源プラ協会には、物流、経営、法務、技術、情報などの様々な分野の高度の技量と深い経験を有する理事が在籍しているのですが、いずれも資源プラ協会の専従者では無く、別に“本業”を持っています。
それも各々が法人代表や個人事業主として責任ある立場でなんらかの形で「事業」を営んでいます。
月に1度開かれる理事会では、長年事業を営んできた経験を踏まえ、それぞれの専門性に立脚した見識に基づいてプラスチックリサイクルに関する様々な課題について意見交換を行っています。
しかし時折、原点に立ち返ってもう一度自分の在り方を見直すための変化球的なテーマについて参加者全員で考える機会を設けています。
その一つのテーマが、「事業の在り方を考える」というものです。
以前にもこのブログで紹介させて頂きましたが、「事業」という言葉は、中国の古典の一つ「易経」の繋辞上伝に記されている文言に由来しています。

この記述に因れば、事業とは「時々刻々と変化する事象に適切に対処しながら発展し続け、その結果として社会に貢献する事」であるといえましょう。
我々の取り組む「資源プラ」という営みも社会に貢献するための事業の一形態である事になります。
経営学者のピーター・ドラッカーの名著「マネジメントー務め・責任・実践」では、「事業は、社名や定款や設立趣意書によって定義されるのではない。顧客が財やサービスを購入することにより満足させる欲求によって定義される。」と記されています。
この考え方に従えば、事業の目的は「顧客の要求する商品やサービスを提供する事を通じて、
顧客の価値実現に貢献する」事にあると言えましょう。

我々は、理念に偏らず、自らの見識や技術、積み重ね続けてきた経験に基づいて、資源プラという挑戦に賛同して下さる“同志”の皆様のリサイクル事業を通じた価値実現に貢献する事を目指しています。
そこで、理事会において、今一度自らの立ち位置を見つめ直すために、「事業の在り方」について下記のテーマ毎に皆で考えてみました。

会員の皆様にはいずれ意見交換の様子をまとめた動画をアップさせて頂きますが、専門分野や経験が異なる理事間の活発な意見交換により“新たな気づき”を得る事ができました。
たまには、こんな“頭の体操”もやっているんです。資源プラ協会の理事会では。





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