バーゼル法改正省令によるプラスチックの輸出規制による影響について、省令改正にも関わった一般社団法人資源プラ協会の犬飼代表理事は、「市場を予測してみたところ、従来日本からは年間約150万㌧のプラスチックくずが輸出されていたが、今後はバーゼル法規制もあり、年間約50万㌧に減少すると予測している。バーゼル法該非判断基準で規制対象外となる良い品質のものは問題なく引き続き輸出できるが、輸出の手続きは相当厳格になるだろう」としつつ、今回、輸出業者の厳重注意があったように「圧縮物(ベール)などは相当厳しく検査されるようになるのは必至であり、国内での再生ペレット加工などがもっと求められるようになる。国内外に再生ペレットの需要家を確保するととともに、グレードが良くないものについては潔くエネルギー回収にまわすことが必要だろう」と指摘する。
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