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​お知らせ・活動報告

株式会社パナ・ケミカルが資源プラスチック製造事業所認定となりました。

株式会社 パナ・ケミカル が製造事業所認定(FT20120004)となりました。


認定番号 FT20120004 審査日時 2020年12月4日(金)

事業所名 株式会社 パナ・ケミカル

所在地(本社)東京都杉並区上高井戶1−8−3 エーム館

ホームページ https://www.panachemical.co.jp/



【審査員の所感】

(1)プラスチックリサイクルの取り巻く環境が年々厳しさを増している事を担当者も十分に認識して おり、資源プラという取り組みに対しての共感を強く感じた。

(2)資源プラに関しては、当協会が実施するセミナーや見学会への参加、当協会のホームページ(会 員ページ)の閲覧などを通じて情報収集や従業員への教育に積極的に努めている事を伺った。

(3)担当者への聞き取りにおいて、取引先に対して処理技術やそれに付帯する環境技術を積極的に提 案する事で、資源プラ化を推進し、従来、処分されていたプラスチック廃棄物を高品質な資源として有 効利用する事への強い意気込みを感じる事が出来た。

(4)商社として資源プラの流通システムを確立して安定な物流を確保する事は、資源プラを戦略的資 源として社会全般で有効利用するために必須の事項であり、商社の立場で資源プラの社会での流通を担 う“ポンプ”の様な役割を果たしたいとの意向を伺った。

(5)直接資源プラを製造しなくとも、資源プラを製造する仕組みを取引先に企画・提案し、安定な流 通システムを構築する事は、“間接的に”資源プラ製造を推進していると考えられ、資源プラを製造事業 所として相応しい取り組みであると考えられる。

(6)資源プラ認定制度を営業のツールとして利用したいとの意向を確認した。これは審査が専門的な 知識や技能、経験を有する資源プラ協会の専門家(審査員)の客観的な視点でなされる事に由来してい る。審査員の第三者的な視点により「資源プラを製造する仕組みを有している事業所である」と認定さ れる事が取引先や資源プラの販売先、ひいては所轄の行政機関等に安心を与える事に繋がると受け取ら れ、認定制度を含めた資源プラという取り組みへの賛同に繋がったと感じている。

(7)特に2021年 1 月 1 日より改正バーゼル条約が施行されるにあたり、プラスチックリサイクル を取り巻く環境は激変し、流通に際して環境を汚染しないリサイクルシステムの構築が必須となる。取 引先での資源プラ製造を積極的に推進し、品質面で優れる資源プラの流通を担う事で、バーゼル条約の 主旨に適う形で戦略的に国際的な資源循環の輪を構築したいとの意向を確認した事は高く評価されるべ きである。

(8)資源プラ製造事業所の認定を受ける事で得られる資源プラ協会が提供するサービス(情報提供や セミナーへの参加など)を利用し、行政が実施する各種施策の動向や市⺠サービスへの影響に関する情 報を収集し、取引先への提案や情報供与などの営業活動へ活かしたいとの意向を確認した。


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