遺憾ではありますが、業界内で、特定有害廃棄物等に該当するプラスチックの未承認輸出申告について、会社名は公表されなかったものの、厳重注意の事件がありました。
厳重注意というのは珍しく、今回の事件は計画的で悪質だと判断されたのだと思われます。
特に今回はNHKニュースで全国に放映されたため、輸出者だけでなく、排出事業者や関係者にも影響が及んでしまう可能性がありました。
なお、環境省のバーゼル輸出に係る事前相談もあり、通常の手続きを行っていれば、輸出には問題はありません。(以下、関連リンク)
(記事抜粋)
経済産業省及び環境省は、泥などの汚れが付着したプラスチックをベトナム向けに輸出申告した滋賀県の輸出事業者Pに対して、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律上の必要な手続を行わず輸出申告したとして、令和3年5月31日に別添の文書により厳重注意を行うとともに、再発防止策の策定及び輸出申告した貨物の適正な処分等を求めましたのでお知らせ致します。
業界内で今後このようなことのないように、協会としても正確な情報を発信していこうと考えています。
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