【あ〜そうなんだ!ロビーの現場から】政策提案者として襟を正すコト
- パナ ケミカル
- 8月8日
- 読了時間: 3分
更新日:8月9日

資源プラ協会陪席参与の平田耕一です!協会では廃棄物法務を取り扱う専門家として参加をしております。
「資源循環」や「循環経済」の社会要請で、様々な政策(お作法や指導や規制はたまた法律)がメジロオシです。
ワタシ自身がダウ・ピープルから始動し、25年間積み上げてきた…廃棄物処理法の専門筋として、そして福田内閣から続く政府審議会や関連する議員連盟へのアクションのなかで、皆さまに役立つヒントや理解と納得に役立つ事例ネタをご提供していくことにしました。
まずは「政策提言者として正している襟」まあ「矜持:きょうじ」をお話ししましょう。
今日の用語:
はやりのAIでググると矜持は、経験や実績など自分自身が持っているものや培ってきたものを根拠としているものです。それに対して、プライドは、他者との比較や人からの評価などを拠り所としている点に違いがあります。
解説:
つまり、政策提言をする…諸業界や政府登録有識者「ら」ロビイスト…のなかでも、ワタシは官僚や行政執行官、ましてや大学の研究者ではありませんから「教科書通りの解釈」で終えては、問題への回答にはなっても、解決にはならない場合があります。
なぜ、トウダイホー (東大法学部)ザクザクの霞ヶ関官僚が、「こいつはタフネゴシエーター (一筋縄では行かない陳情者)だな。傾聴に値する意見書をもってきよる」と、暗黙の了解をし、それなりに支援や相互助言をしてくれるのか?
それは、教科書通りの解釈で積み上げた回答では、解決できない「現場(市場equalマーケット)の課題」を解消する方法を提示してくる輩だからです。
これが「Shin-政策提言者の矜持」だと深く思います。
今回のまとめ:
昔、家電リサイクル法の新しい仕組みを、家電業界や行政機関に提案する取り組みをしていました。そりやぁもう彼らからみたら荒唐無稽な内容で!
そんときに、おむすびマークの放送局と地元の群馬テレビが、夕方の地方版ニュースにて報道しました。
アナウンサーはこんなセリフを言いつのっていました…
「東京のエコシス•コンサルティングの平田耕一社長は、家電リサイクルは"地産地消".ではなく"地廃地再”:地元で発生した「消すequal廃棄する」ごみを地元で産声をあげ「資源に生まれ変わらせる再生」への仕掛けが必須。つまり地元で発生した廃棄物は地元で処理再生する"という★自論を展開★していました。」(★はワタシが付けた大事な箇所です)
わかりますか?
「教科書通りの解釈ではないので…★自論を展開★との称号をつけた!」ということです。
年月が過ぎて、いまやそれが当たり前の解釈になっています。
誰かが理論武装し、マーケットの声を政策に乗せて提言していく…ワタシが決して忘れない…襟を正すコトです。
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