№011【あ〜そうなんだ!ロビーの現場から】内閣法制局の書面を削除しといてナンですが…条文はとっても親切なのデス…足りないのはOMOTENASHIだけ
- 1月13日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前

たった34条しかないのに10万文字に迫る”廃掃法”…
「ナンカイ(何回)読んでもナンカイ(難解)な〜🎵」(当職が四半世紀つかっている昭和風道化言葉)
なぜ難解なのかを平易に解説をしてきました。
・公開済(その1):
【あ〜そうなんだ!ロビーの現場から№009】何回読んでも難解な廃掃法!…”法解釈”生真面目だとほぼ”崩壊”な訳
・公開済(その2):
【あ〜そうなんだ!ロビーの現場から№010】廃掃法!何回読んでも難解な訳…それは「( )小括弧」しかないコトも一因だと
其々の理由(理由:上手くいかなかったことを当事者がおこなう原因説明。当職脳内辞書)は様々あるかと思います。
まぁ廃掃法自体が、「ごみに関わる法律」の3代目…
・初代は「汚物掃除法(1900年)」126年前で有効年数は五十四年間
・二代目は「清掃法(1954年)」72年前で有効年数は十六年間
・当代は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律:廃掃法(1970年)」56年間!なんと有効年数は五十六年目で進化と進歩を模索…継続中〜
時代の変化(社会)、つまりその法律が必要とされる「立法事実(普通の日本語で言えば”立法の事由”とか”立法しないと社会現象をマネジメントできない理屈”」の変化と変動と変遷を捉えると
現行の廃掃法は、ちゃぶ台返しもガラガラポンもせず(できずかな)満身創痍に手当のみ、それも外科的な抜本手術ではなく、傷をふさぐのを絆創膏を貼りまくったり、内服薬をいくつも飲んで副作用に悩んでみたりの感じです。
閑話休題…
今回のタイトル「内閣法制局はとっても親切」なの意味は
法律の使い手(為政者というか行政マネジメント側)が、使う際にしどろもどろに陥らないように、条文の引用を丁寧にしたり、対象の名詞や代名詞の意味が漫然としないように括弧で対象範囲を付けたり除いたり…している訳です。
それが
残念ながら、そういうお作法には疎い(うとい:慣れていませんから)法律の読み手(的確に適正に過不足なく遵守しようとする現業側)からみるとワケわからんとなるワケです。
なので
コラム№9とコラム№10で、作業を体験してきたような法律の読み手の工夫で、少しだけ「何回か読めばなんとなくは解釈できる」へ到達できるかと。
もうお馴染みのISO研修機関の7時間廃棄物処理法講座のスライドを貼り付けておきます。
もう納得!って感じかとおもいますが…
コラム№9で取り上げた事例1「引用条文で迷路迷宮」も、コラム№10での事例2「括弧てんこ盛りの新出用語の基礎知識」も、当職流の「解体新書」してみれば、なんとあららな…廃掃法を学びはじめた人でも、つまり廃掃法を読む人たちのすべてが、ご存知のルール…
・「市町村は、一般廃棄物処理計画に従つて、その区域内における一般廃棄物を生活環境の保全上支障が生じないうちに収集し、これを運搬し、及び処分(再生することを含む)しなければならない。」
と
・「事業者は、その産業廃棄物の運搬又は処分を他人に委託する場合には、その運搬については法で定める者に、その処分についても法で定める者にそれぞれ委託しなければならない。」
でした。
どうですか
法律の下書きをこなす衆議院法制局と参議院法制局(議員立法や衆参両議院からの提出される法律についての執筆実務部隊)、それに閣法(内閣から提出される法律)の執筆実務と国会通過のすべての法律の清書(下書きを査読推敲して天皇陛下の署名捺印(御名御璽:ぎょめいぎょじ)に耐える高品質化高精度化を担うエディター(まぁ日本語にしたら編集者)の仕事の醍醐味と親切さに思いを馳せましょう。
足りないのはOMOTENASHI …法律の条文の編集時に、新聞や専門誌のように別欄の囲みコラムで用語の解説をしたりができない…そんなもどかしさ…かと。
コラム№9を読み終えたとき、コラム№10を読み切ったとき…そのときより尚更に…廃掃法が身近に感じるようになっていれば、もう最高に「幸甚かつ貴兄のご理解の通りデス」
(おわり)

(おわり)





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