【なごやラボだより】ホントに必要な情報とは?
- hombori

- 17 時間前
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資源プラ協会なごやラボの本堀です。早いもので今年も終わりが近づいて参りました。
現在のプラスチックリサイクル業界を取り巻く状況を一言で言い表すならば、「内憂外患」になるのではないでしょうか?
国内では、再生プラスチック原料の需給のミスマッチ、人件費やエネルギーコストの高騰に伴う製造コストの上昇、物流コストの上昇、新たな法規制の実施・・・、見渡せば憂いが山積みです。
海外についても、トランプ政権が仕掛けた関税戦争、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、展望の見えないイスラエルによるガザ侵攻、急激に減退する中国経済、フーシ派による紅海での船舶攻撃にとる物流網の不安定化・・・、こちらも煩わしさが満載です。

この様な不安定な状況を生き抜くために最も重要な事は、「時宜に適った適切な意思決定」を行う事です。
我々の協会にも多方面から様々なご相談が寄せられますが、「情報を入手するだけで、結局、何もしないで時が過ぎ、気が付いたら手遅れになっている方」を多く見受けます。
確かに状況が複雑で雑多な情報が溢れているため、情報を十分に消化できずに意思決定を行う事もあるかと思います。
結局、何が問題であるかと申しますと、
1.「正しい情報」が得られていない!
2.「鮮度の良い情報」が得られていない!
3.情報を十分に咀嚼(理解)できていない!
という「情報負け」により意思決定が阻害されたり、判断を誤ったりする状況に陥るのです。
では、「意思決定の基準となる情報」とはどの様なものなのでしょうか?
我々は、以下に示す様な情報こそが重要であると考え、会員の皆様への提供を進めています。

毎月1回開催される資源プラ協会の理事会では、この様な意思決定に必要な情報に関して、「ホントに必要な情報とは“ナニ”か?」という視点で、
1.“誰”にとっての有益な情報なのか?
2.どの様な点が“有益な内容”の情報なのか?
3.どの様な“手段”で情報を提供するか?
という点について真摯に議論を続けています。
この議論に基づいて整理された情報の一端をこの会員ページで公表しているのです。

この様な「情報の戦略的な住み分け」によって、荒波に揉まれている我が国のプラスチックリサイクル業界を生き残るための適切な意思決定の材料として頂ければと思います。
専門的な見地で多角的に精査された情報を、時機に適った鮮度の良い状態で、必要に応じて手軽に入手可能な「場」(プラットフォーム)こそが資源プラ協会のホームページの役割であるのです!





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