資源プラ、RESOURCE PLASTIC

「資源プラ」とは「資源として流通するプラスチック」を「廃プラ」と区別して考える全く新しい当社のコンセプトです。

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「資源プラ」という提案。

その「廃プラ」という呼び方

おかしくないですか?

日本国内で年間生産されるプラスチック原料の割合図
日本国内で年間生産される約1000万トンのプラスチック原料の内、2割に当たる約200万トンがマテリアルリサイクルが可能なプラスチックです。(一般社団法人 プラスチック循環利用協会 調べ)
国内リサイクルと海外リサイクルの割合図
現在、その200万トンのマテリアルリサイクル可能なプラスチックの内、8割以上が海外に輸出されグローバルリサイクル(海外マーケットでリサイクルされ製品化される)される時代になりました。
どうして有価物で資源になっているプラスチックが廃(棄)プラなのか?
2000年ぐらいからリサイクル市場は一気に拡大し、かつて廃棄される品質のプラスチックまでも有価物として取り扱いのできる市場となりましたが、同時に品質は置き去りにされ、リサイクル処理機を使って品質を向上させたプラスチックに関しても、依然として「廃プラ(廃プラスチック)」と呼ばれてました。
「資源プラ」と名付けた。
そこで、プラスチックリサイクル業界の第一線でやっている方々に広く意見を求め「廃プラ」と区別するための「新しい呼び方」を作るべきだと考え、わたしたちは業界ワーキンググループを結成し、一年以上の検討期間を経て「資源プラ(資源プラスチック)」という新たな呼び名を定義しました。

「廃プラ」という呼び方に疑問を持ったはじまりは、新人の女性社員が「どうして、有価物で資源になっているプラスチックが廃(棄)プラなのでしょうか?」という質問でした。
しかしながら、社内でこの質問に答えられるものはいませんでした。毎日当たり前に使っている言葉だったからです。よく考えてみると他のリサイクル資源分野は、古紙、鉄スクラップなど「廃棄」と名のつくものはないのです。
名前を変えることで、認識を変えていくこと。認識が変われば品質の安定した永続的なプラスチックリサイクルの未来へとつながると確信しています。

2枚の写真が共に

「廃プラ」と呼ばれている事実。

廃棄されるべきプラスチック

資源として有価で取引されるプラスチック

両方とも「廃プラ」と呼ばれてる

両方とも「廃プラ」と呼ばれてる

この2枚の写真が両方とも「廃プラスチック」と呼ばれているのをご存知でしょうか?
左写真は「廃棄されるべきプラスチック」ですが、右写真は「資源として有価で取引されているプラスチック」です。
左写真は、適正なリサイクル処理されておらず、市況によって廃棄物になります。しかし、右写真は適正なリサイクル処理がされた資源です。

いままで、この2つは同じように「廃プラ」と呼ばれていました。

2000年から始まった原油の高騰、海外市場の発展、リサイクル処理機、処理方法の発達によりプラスチックリサイクル業界が急激に発展、多くのプラスチックが日本国内だけではなく、世界で取り扱われるグローバルな「資源」となりました。
それと同時に、マーケットの舞台裏で不法投棄や環境汚染、環境問題、国際問題も多く引き起こしてきました。
わたしたちは、その原因の一つを、これらのプラを同一視するような「廃プラスチック」という呼び方にあるのではないかと考えてきました。
この言葉が、リサイクル品質レベルを引き下げているのではないかと。

「廃棄されるべきプラスチック」と、「リサイクル処理をされたプラスチック」を、区別する。 「廃棄されるべきプラスチック」と、「リサイクル処理をされたプラスチック」を、区別する。

この十数年間は、原油の高騰、海外市場の発展により、環境負荷を無視したリサイクル処理が当たり前になり、限りなく「廃棄される」べきプラスチックまでも流通してきました。今後はプラスチックリサイクルも原油価格の下落とともに「品質の時代」へとシフトします。それには「廃棄されるべきプラスチック」と「適正なリサイクル処理をされた資源としてのプラスチック」を区別する必要があります。

廃棄されるものと資源となるものは明確に分け、
品質を上げていくことがこれからの
プラスチックリサイクルに求められている。

現在のリサイクル処理

新たなリサイクル処理

資源プラスチック
(通称:資源プラ)の定義

「廃棄されるべきプラスチック」と「リサイクル処理をされたプラスチック」を明確に区別されるためには、まずは「新しい呼び方」を作らなければならないと考え、2015年、当社は、業界のトップランナーとワーキンググループを結成し、「廃棄されるべきプラスチック」と「リサイクル処理をされたプラスチック」を区別するためには「どういう呼び名が適切なのか?」「その定義とは?」と検討を重ねてきました。
「適正なリサイクル処理をされた資源としてのプラスチック」を「廃プラスチック」と呼ばないことから始め、「資源プラスチック」と呼ぶことに決めました。
「資源プラスチックの定義」を以下のように定義付けました。

no.1
適切な前処理、中間処理を施す事で、全量再生プラスチック原料の基材として利用できる品質を保持する処理物である事。
no.2
品質とは、汚れの付着や異物の混入の程度、中間処理に伴う物性低下の程度などの事であり、具体的な品質基準は別途定める。
no.3
処理物は輸送時や保管時において、取り扱い易く、物理的・化学的に安定であり、安全かつ衛生的に取引ができる荷姿に仕上げられている事。
no.4
プラスチック廃棄物の適切な処理を進めるため、関連法令に定める基準を満たし、法令を遵守する事。
no.5
輸出に供される処理物については、輸出に関する国内法および国際条約、輸出先の国内法に定める規制基準に適合する事。
no.6
盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物(盗品等)など、違法・脱法行為に由来するプラスチック廃棄物の処理物ではない事。

リサイクル作業の様子

リサイクル作業の様子

リサイクル作業の様子

「資源プラ」と呼ぶことで意識を変える。プラスチックリサイクルの未来が変わる。「資源プラ」と呼ぶことで意識を変える。プラスチックリサイクルの未来が変わる。

プラスチックリサイクルは、この20年余りで、技術的、マーケット的にも進化し、再生プラスチック原料化(ペレット化)せずに、グローバルに流通するようにもなりました。
ただ、それらは「廃プラ(廃プラスチック)」と呼ばれ、「リサイクル処理されたプラスチック」と「廃棄されるべきプラスチック」が混在していました。
一般社団法人 資源プラ協会は、リサイクル処理されたプラスチックを「資源プラスチック(以下、資源プラ)」とそうでないものを「廃プラ」を区別して呼び、排出事業者やリサイクル処理機メーカー、再生事業者、商社に対して、「資源プラ」の品質向上に関する情報の提供、普及啓蒙活動及び審査認定、出版物制作、セミナー開催、製造装置や機器の開発販売、調査、研究事業、コンサルティング等を提供いたします。

資源プラ協会図